物件マップの構造と、周辺情報・移行のイメージ

鎌倉ひとはこCRM / Issue #9047(ベース地図の選定)・#8532(周辺情報)の検討用 / 2026-10-28
周辺情報 周辺情報は「上に重ねる層」。地図の会社を替えても、ほぼそのまま持っていける

ハザード・学区・境界のデータ、ボタン、凡例は地図の会社に関係ない。直すのは重ね順の指定くらい(半日〜1日)。だから今Mapboxで作ってよい。

土台 移行で手間がかかるのは、物件ピンの立て方などの「土台」

ピン・クラスタ・価格・色の作り直し・テストで4〜7日(目安)。周辺情報を作っても作らなくても、移行するなら同じだけかかる。

タイミング 今やっても後でやっても、移行の量はほぼ同じ

差は周辺情報の手直し分(半日〜1日)だけ。だから移行は必要になってからでよい。条件は、Mapbox専用の書き方をこれ以上増やさないこと。

1レイヤーで見た構造と、それぞれの段階で変わるところ

変わらない 新しく作る 小さな手直し 差し替え 書き換え (日数は目安。実測ではありません)
今Mapbox(2026年7月 #572・#611 から)
次:周辺情報を足すMapboxのまま作る
将来:OSM系へ移行必要になったとき(合図は Issue #9047 に記載)
画面検索・ポップアップ・ボタン
検索・ポップアップ・一覧と地図の切り替え
新しく作る「周辺情報」ボタン・凡例・出典・「空白=安全ではない」の注記
変わらないそのまま使える
周辺情報レイヤー地図の上に重ねる面・線
まだ無い
新しく作るハザード(国の公式タイル)・学区・12市町の境界を重ねるデータは自分たちの手元に置く/追加は1つの関数にまとめる
小さな手直し 半日〜1日重ね順の指定だけ直すデータ・ボタン・凡例・予備地図(Leaflet)版はそのまま
物件ピンピン・クラスタ・価格・ポップアップ
物件ピン・クラスタ・価格ラベルMapbox専用の書き方を含む(重ね順の指定12か所・クラスタの呼び方・文字フォント)
変わらない触らない
書き換え 1〜2日Mapbox専用の書き方を MapLibre の書き方へ直すピンの見た目・クリック・クラスタの動きを確認し直す
④ 描画エンジンブラウザで地図を描く部品
Mapbox GL JS(Mapbox専用ライセンス)+障害時の予備に Leaflet
変わらないそのまま
差し替えMapLibre(オープンソース)読み込み部分は khh-map-boot.js の1か所に集約済み
③ スタイル色・何を表示するか
「ひとはこ Light」(淡い色・施設名と3Dは非表示)
小さな追加周辺情報ONのときだけ施設名を表示Mapboxの設定1つで切り替え
差し替え 1〜2日淡い色のスタイルを作り直す既存の淡色OSMスタイルを土台に、今の色味へ近づける
② 配信地図データを届ける会社
Mapbox無料枠:月5万回
変わらないそのまま
差し替え 半日Geolonia Pro または 自前配信(PMTiles)配信先のURLとAPIキーを替える
① 地図データ道路・建物・地名の中身
ゼンリン+OSM(Mapboxが用意)
変わらないそのまま
差し替えOSM(+国の公開データ)鎌倉・逗子・横須賀での見え方を確認
その他土台に付いてくる作業
会員トップの地図画像・セキュリティ設定・テスト
変わらないそのまま
更新 1〜2日地図画像の作り直し・セキュリティ設定・テストと受入
①〜④ を Mapbox 1社がまとめて提供
変わるのは「周辺情報」と画面だけ
①〜④ を層ごとに別々に選べる

2名前は、どの層を指しているか

名前指しているもの層
OSM誰でも使える公開の地図データ。本家の配信は本番に使えない① データ
ゼンリン国内の地図データ会社。Mapboxが日本の地図で使っている① データ
Mapboxデータ・配信・スタイル・エンジンをまとめて提供する会社①〜④
GeoloniaOSMを配信する国内の会社。中身のエンジンは MapLibre② 配信
MapLibreオープンソースの描画エンジン。Mapboxの旧版から分かれたもの④ エンジン
Leaflet障害時に使う予備のエンジン。今もこの先も残る④ エンジン
国の公開データハザード・学区・境界など。周辺情報の中身周辺情報

3画面での重なり順(上が手前)

物件ピン・価格いちばん手前。常に表示
地名・駅・道路名常に表示
施設名(寺社・店舗・学校など)普段は非表示 → 周辺情報ONで表示
周辺情報の面(ハザード・学区・境界)ボタンで選んだものだけ
背景(陸・海・緑・道路・建物)淡い色

4移行作業の量:今やる場合と後でやる場合(目安)

今すぐ移行する周辺情報は最初から MapLibre で作る
物件ピン1〜2日
スタイル1〜2日
エンジン・配信1日
画像・テスト1〜2日
土台 4〜7日
後で移行する周辺情報は先に Mapbox で作る
物件ピン1〜2日
スタイル1〜2日
エンジン・配信1日
画像・テスト1〜2日
周辺情報半日〜1日
土台 4〜7日
+ 周辺情報の手直し 半日〜1日
土台の量は、今でも後でも同じ 違いは周辺情報の手直し分(半日〜1日)だけ。今は移行が必要になる合図がまだ無いので、確実にかかる4〜7日を前払いしなくてよい。例外は「建物名・番地までOSMと同じ」が必須と決まった場合で、そのときは先に移行する。
後で量が増えるのは、Mapbox専用の機能を新しく使ったときだけ。次の3つで防ぐ
  1. 周辺情報のデータは自分たちの手元に置く(Mapboxにアップロードしない)
  2. レイヤーの追加は1つの関数にまとめ、Mapbox専用の書き方をその中に閉じ込める
  3. Mapboxにしかない機能(Mapbox検索APIで作る施設一覧など)の上に作らない
日数は既存コードの量から見積もった目安で、実測ではありません。「今」の列の内容は docs/member-search-map-basemap.md と Issue #572・#611 の記録にもとづく。